住職のお墓

相変わらず、暑い!ですね~。

でも明日は☂っぽいですね。

農家の皆さんにとっては恵みの雨

 

さて、あるお寺さんから和尚さんのお墓の依頼がありました。

『無縫塔』といいます。

ちょっとだけ解説

①読み方:むほうとう  別名:卵塔(らんとう)

②無縫塔の意味

禅僧(住職)のお墓のことで、四角形や八角形などの台座に卵形の塔身を乗せたものをいいます。その塔身に縫い目や継ぎ目が無いことから、無縫塔と呼ばれるようになりました。

③卵の形をしている意味

無縫塔の特徴である塔身の卵形。この形には意味があります。諸説がありますが、その中の1つは、仏教では「宇宙の根源は無念無想」との考えがあり、「すべてを合わせると卵形になる」という思想につながっているためだといわれています。
そのほか、五輪塔と呼ばれる供養塔の「空輪」にあたる部分を細長く変形させたものという説もあります。  「空輪」は、禅宗でいう「空(くう)」のことをさすと考えられています。